ジェロントロジー

ジェロントロジーのすゝめ

ジェロントロジーとは

 

ジェロントロジーは「老年学」や「加齢学」とも呼ばれ、
私たち個人の心身における加齢変化、ならびに高齢者人口の増加による社会的変化を総合的に捉える学問です。

平均寿命の延伸によって人生100年時代を迎える日本において、”豊かな生き方”がこれまで以上に模索されてきています。

ジェロントロジーは、医学、心理学などの自然科学から経済学、法律学などの社会科学に至る様々な学問を扱う、学際的(研究が複数の学問分野にまたがっている)・多面的・総合的学問です。

 

シニアアクセスでは、ジェロントロジーのアプローチを使って個人や企業、各団体等が抱えるシニアに関する数々の課題解決のための提案を行います。また誰もが「聡明に歳を重ねる」ことができる社会の実現にむけた支援を行っていきます。

ジェロントロジーを通じた知識の獲得には、以下のようなものが含まれます。

  1. 生物学的側面:老化に関連する生物学的プロセスや、老化によって生じる疾患などを学びます。
  2. 心理学的側面:認知機能、精神的健康、生きがいなど、高齢期における心理的側面を学びます。
  3. 社会学的側面:シニアの社会参加、介護、年金制度、高齢者虐待、年齢差別など、ダイナミックな人生において高齢期に焦点をあてた社会的課題を学びます。
  4. 健康科学的側面:シニアの健康に関する様々な知見をつうじて、疾患予防や治療、健康増進に関するアプローチを学びます。
  5. 福祉学的側面:高齢期における福祉に関する課題をつうじて、社会福祉や介護政策などの改善策を提言します。
  6. ビジネス的側面:消費者また労働者としてのシニアの動向や上記の様々な側面についての分析を多面的・包括的におこない、シニアのニーズや需要に応える手掛かりをつかみます。
  7. その他 多面的アプローチで高齢社会に関する様々な課題を捉えます。

ジェロントロジーは、高齢期における生活や健康、福祉、社会参加の向上に寄与するだけでなく、私たちそして将来の世代の健康と幸福につながる学問と考えられています。

ジェロントロジーは高齢者のみを対象としたものだけでありません。”加齢”というアプローチなどから若者の将来の自己理解、異なる世代の人との対人関係の向上、健康やライフスタイルの意識、社会的責任の理解、長い人生における生活の質の向上などに役立ちます。より包括的な視野と知識を持つことで、より豊かな人生を築くための基盤を構築することができます。

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