『老いのゆくえ』 黒井千次〈著〉

本書は、二〇〇五年から新聞に連載されたエッセイを集めた『老いのかたち』、『老いの味わい』の続編である。ここで著者は、「可能なかぎり率直に、老いていく自分を描き、その感覚や感情を記していくことを目指した」という。ただ、最初の『老いのかたち』には、・・・

情報源: (書評)『老いのゆくえ』 黒井千次〈著〉:朝日新聞デジタル