定年延長を受けて企業年金の改革が相次いでいる。焦点は年金の給付額をどう設定するかで、(1)水準を引き上げる「拡充型」(2)60歳時点から横ばいとする「据え置き型」(3)全体の増え方をなだらかにする「修正型」――の3つに大別できる。経験値の高さが生きやすいビジネスかどうかなどの違いで、従業員にどれだけ長く働いてもらいたいかは企業ごとにばらつきがあり、それが年金改革に幅をもたらしている。・・・
65歳定年、企業年金も改革競う 給付額が働く意欲左右

定年延長を受けて企業年金の改革が相次いでいる。焦点は年金の給付額をどう設定するかで、(1)水準を引き上げる「拡充型」(2)60歳時点から横ばいとする「据え置き型」(3)全体の増え方をなだらかにする「修正型」――の3つに大別できる。経験値の高さが生きやすいビジネスかどうかなどの違いで、従業員にどれだけ長く働いてもらいたいかは企業ごとにばらつきがあり、それが年金改革に幅をもたらしている。・・・