認知行動療法アプリの有効性を確認するために不眠症の症状改善を目指した治験で参加者を募集

千葉大学医学部附属病院(病院長 横手幸太郎 千葉市中央区亥鼻1-8-1)は、不眠症と診断された方を対象に、 「認知行動療法アプリ」の有効性を確認する医師主導の治験を2023年7月から実施しています。不眠症は、慢性化した不眠が3か月以上続いた状態のことで、日本人の5人に1人が不眠症と言われています。 薬による治療法もありますが、服用の長期化や他の薬との併用によるリスクが課題となっています。そこで、本治験では、眠りに対するネガティブな考え方や行動を変え、一人ひとりにあった睡眠習慣を見つけ ていく「認知行動療法」の有効性を確認します。効果を感じるまでに時間を要しますが、考え方や習慣自体を変えるため、効果が長続きすることや、非薬物療法のため、体への負担も少ないのが利点です。

出典: prtimes.jp