「老後資金は公的年金だけでは約2000万円不足」――そう指摘した金融庁の報告書が物議を醸し、事実上の撤回に追い込まれた。ネット上や一部メディアでは「年金は100年安心なはずじゃなかったのか」「安心して暮らせるだけの年金を払ってほしい」との批判が高まる。だが、批判してばかりでは不安は高まる一方だ。個人としてできることはないのか。『まだ間に合う! 50代からの老後のお金のつくり方』を20日刊行したファイナンシャルプランナー(FP)の深田晶恵氏に話を聞いた。・・・
「老後資金2000万円」なんて無理… ならどうする?
